大田黒記念館の奇妙な屋根 今回の話題は大田黒記念館の屋根の形状についてです。この洋館は昭和8年に建てられ、大田黒元雄氏の仕事部屋として使われていました。今はピアノや蓄音器が置かれ、コンサートプログラムや写真作品が展示され […]
「地域の記憶」タグの記事一覧(3 / 8ページ目)
荻外荘通りの謎 「魔のカーブ」はなぜできた?/令和3年9月号(2021年9月1日)
荻外荘通りの謎 「魔のカーブ」はなぜできた? 今回の話題は荻外荘通りです。荻外荘通りは昭和初期の井荻町土地区画整理事業で誕生した道路です。農道を拡幅し、松林を切り開いて幅4間(7.2M)の、当時としては広々とした道路が […]
まちから消えたものたち/令和3年6月号(2021年6月1日)
まちから消えたものたち 都市も人間も、生きている限り変化しづけます。しかし、最近、身近な荻窪のまちでは、その変化が大きく、また、頻繁になりつつあると感じるのは、小生だけでしょうか。 左の写真は、去年の秋、右の写真はつい […]
今では語種(かたりぐさ)の大踏切/令和3年4月号(2021年4月1日)
今では語種(かたりぐさ)の大踏切 今回の話題は大踏切です。長く荻窪に住んでいる人で、開かずの大踏切の大混雑を覚えていない人はいません。ここを渡る時のイライラと緊迫感が思い出されます。 この大踏切は明治22年、甲武鉄道 […]
荻細工/令和3年3月号(2021年3月1日)
荻細工 荻窪の名の由来にもなった荻で作られた干支の動物たちです。作者は、井草で薬局を経営していた堀井進さん。大正生まれの堀井さんは、「見慣れていた荻の群生地が、ガソリンスタンドやアパートに変っていくのを見て、荻に対する […]
高井戸道の起点/令和3年1月号(2021年1月1日)
高井戸道の起点 今回も高井戸道の話しです。高井戸道の起点は大正初期には、かつて大踏切のあった地点でしたが、それ以前、まだ鉄道ができる前の時代にはここより東に200mほど寄った中田村右衛門の屋敷の東側の地点でした。 明 […]
幻の朱い実(かつら文庫)/令和2年12月号(2020年12月1日)
幻の朱い実(かつら文庫) ・・・細道の左側、四、五軒めの門口に、何百という赤、黄の玉つながりが、ひょろひょうろと突き立つ木をつたって滝のようになだれ落ちていたのだ。明子は、小走りにそこまでいってみた。 のびすぎた […]