まちから消えたものたち 都市も人間も、生きている限り変化しづけます。しかし、最近、身近な荻窪のまちでは、その変化が大きく、また、頻繁になりつつあると感じるのは、小生だけでしょうか。 左の写真は、去年の秋、右の写真はつい […]
「17、地域の記憶」の記事一覧(4 / 9ページ目)
荻窪の歴史写真展「開業130年を迎える荻窪駅 写真と記憶が語る、その誕生」を令和3年(2021年)5月17日(月)から行います。
武蔵野の野に汽車が走った雑木林と畑に農家が散在する武蔵野の野を、煙をもくもくと吐いて汽車が走ったのは明治22年、JR中央線の前身、甲武鉄道の開通であった。この計画は、当時、八王子産出の生糸や絹織物などを、輸出港の横浜港へ […]
今では語種(かたりぐさ)の大踏切/令和3年4月号(2021年4月1日)
今では語種(かたりぐさ)の大踏切 今回の話題は大踏切です。長く荻窪に住んでいる人で、開かずの大踏切の大混雑を覚えていない人はいません。ここを渡る時のイライラと緊迫感が思い出されます。 この大踏切は明治22年、甲武鉄道 […]
荻細工/令和3年3月号(2021年3月1日)
荻細工 荻窪の名の由来にもなった荻で作られた干支の動物たちです。作者は、井草で薬局を経営していた堀井進さん。大正生まれの堀井さんは、「見慣れていた荻の群生地が、ガソリンスタンドやアパートに変っていくのを見て、荻に対する […]
高井戸道の起点/令和3年1月号(2021年1月1日)
高井戸道の起点 今回も高井戸道の話しです。高井戸道の起点は大正初期には、かつて大踏切のあった地点でしたが、それ以前、まだ鉄道ができる前の時代にはここより東に200mほど寄った中田村右衛門の屋敷の東側の地点でした。 明 […]
幻の朱い実(かつら文庫)/令和2年12月号(2020年12月1日)
幻の朱い実(かつら文庫) ・・・細道の左側、四、五軒めの門口に、何百という赤、黄の玉つながりが、ひょろひょうろと突き立つ木をつたって滝のようになだれ落ちていたのだ。明子は、小走りにそこまでいってみた。 のびすぎた […]
荻窪の古道:高井戸道/令和2年10月号(2020年10月1日)
荻窪の古道:高井戸道 今回のテーマは荻窪の古道です。郊外住宅地として発展を始める以前の農村時代の荻窪の道路はどんなだったでしょう。荻窪は昔は下荻窪村と呼ばれ、村の中央を南北に高井戸道と呼ばれる村道が走っていました。明治 […]