西郊ロッヂングの説明ブログを見つけましたのでご案内します。
- 建物の正体は、昭和5年(1930年)創業で登録有形文化財に登録されている「割烹旅館 西郊(せいこう)」。
- 館内は昭和レトロの雰囲気。
- 元々は店主の祖父が文京区本郷で下宿屋を営んでいたが関東だ震災を機に荻窪に移転。
- “西の郊外で洋間の下宿業”を行っていたということで「西郊ロッヂング」と名付けた。
- 戦時中は三鷹にあった日本無線に接収され、戦後は社内の宴会や出張に来た人のための宿泊に使われた。
- その後は割烹旅館として営業するため、もともと洋風の建物を戦後に大改修。北海道炭鉱汽船の重役の会社を専門にしていた若杉工務店の棟梁により、各部屋には庇(ひさし)が設けられ、廊下は石畳となっているなど、凝りに凝った造りとなった。
- 戦後、日本無線からの接収が解除されたあとは洋風の建物を、今度は和風の建物に大改修して割烹旅館となり、会社の接待や宴会に利用されることになる。
- 平成に入ってからは、映画やドラマの撮影としても重宝されている。ホラー映画で有名な『リング』、江角マキコ主演のドラマ『ショムニ』など、映画やドラマの撮影場所としても重宝されている。そしてKing & Princeの永瀬廉が主演の『法廷遊戯』では、コロナ禍に撮影が行われた。
などなど取材をもとに説明されてます。
荻窪に突如現れる「グンヂッロ郊西」の正体。焼夷弾が落下も戦後復興を支えた100年建築
引用 LIFE INSIDER 丹治俊樹 (編集:荒幡温子)May. 17, 2024, 07:30 PM