空から見た70年前の荻窪

 この航空写真は昭和22年に撮影されたものですが、荻窪は空襲の被害が少なかったため、ほぼ戦前の姿を伝えていると思われます。現在の当町会を中心としたエリアを、周囲の町と比べて見ると、別荘に由来する邸宅などのおかげで格段に緑が豊かなことがわかります。この写真を見た評論家の三浦展は「すでに戦前の段階で、この地域には田園都市ができあがっていたのではないかと思える(新東京風景論)と評しています。

 皆さんのお家やご近所が、70年前はどんなだったか、探してみてはいかがですか。

文化厚生部 松井和男